Starlight Terrace

【注目の天文現象】 6/25日没後 木星と水星が接近

DWARF miniで撮った球状星団M62(2026/05/17)

5/17夜から5/18未明に遠征先で撮った最後の成果です。
へびつかい座にあるこの天体の撮影中に薄明開始を迎えました。
 

【M62】
 DWARF mini EQ(赤道儀)モード,天文フィルター使用,
 Gain60,総露出時間15分(15秒×60スタック),
 天文スタジオにて自動処理,
 ステライメージ10,Photoshop2025にてレタッチ,
 山梨県北杜市にて(ボートルスケール4.2)
 
へびつかい座南部でさそり座との境界付近にある球状星団です。光度はWikipediaでは7.39等、『天文年鑑』ではM19と同じ6.6等となっており、いずれにしても肉眼では存在確認不能な明るさです。小型双眼鏡では滲んだ恒星状に見え、口径10cmまでの小型望遠鏡でもその見え方に大差は無いようです。口径20cm級でようやく辺縁部の星がほんの少しだけ分解して見えるものの、空の条件が良くないと星雲状にしか見えないとされます。天の川の濃いエリアに近いので、周囲には星が多くて賑やかな印象です。視直径はWikipediaでは15′となっており、M19の17′より若干小さいことになりますが、この夜に同一条件で撮影した両天体の画像を比べてみるとM62の方がM19よりも逆に大きい感じがします。なお、『天文年鑑』の視直径データは両天体とも4.3′と全く同じで、かなり小さく見積もられています。