タイムマシンにお願い
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第35弾です。 初の西伊豆方面遠征の最終記事になります。日付が変わって未明の2時台に春の星座が昇ってきたところで、サンヨン望遠レンズでいくつかの銀河も撮ってました。手始めに狙ったのはこの銀河群。 【M65,…
断捨離の一環でスキャナーで読み取ってpdf化している天文書紹介ネタの第2弾です。 今回紹介するのは1980年出版の長谷川一郎編『写真で見る彗星』で、タイトル通り彗星の写真集になります。中身は1910年から1978年までに観測された主な彗星について、国内外で…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第34弾です。 初の西伊豆方面遠征の続きになります。サンヨン望遠レンズでいろんな散開星団も撮ってました。まずはおおいぬ座にあるこの星団。 【M41】 キヤノンEF+NewFD300mmF4,フジカラーHR1600(ASA/ISO1600)…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第33弾です。 初の西伊豆方面遠征の続きになります。夜半近くになって標準レンズからサンヨン望遠レンズに切り替え、このエリアを撮ったのでした。 【馬頭星雲~オリオン大星雲】 キヤノンEF+NewFD300mmF4,フジカラ…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第32弾です。 1986年は☆撮り機会が結局2回しかありませんでしたが、明けて1987年は早くも正月三が日から始動しました。久々に中学時代からの星好き仲間と西伊豆方面に遠征したのでした。目的地選びで参考にしたのは月…
1979年に出版された『見ておもしろい星雲・星団案内』についての最終記事です。 秋と冬に観測しやすい天体のスケッチのページをそれぞれ1つずつピックアップします。 秋の代表はやっぱりコレでしょう。アンドロメダ大銀河(M31)です。我々のいる銀河系のお隣…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズ第31弾です。 就職1年目の秋、ようやく仕事に少し慣れてきた時期の週末に皆既月食の見られる日があって観望/撮影に出撃。暗い天体を狙うわけでもないので遠出する必要もなかったのですが、多分夜にドライブしたかったと…
1979年に出版された『見ておもしろい星雲・星団案内』についての続編です。 序盤で眼視による観望とスケッチに関するガイダンス的な内容が12ページほど続いた後、具体的な星雲星団ごとの探し方や見え方とともに筆者によるスケッチが掲載されています。天体の…
断捨離の一環で所有する天文関連書籍をスキャナーで読み取ってpdf化しているのですが、その一部を紹介していこうと思います。 トップバッターは1979年出版の大野裕明著『見ておもしろい星雲・星団案内』で、カバーの表紙がコレです。 『月刊 天文ガイド』の…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第30弾です。 前回からの続きになります。途中から標準レンズに切替え、南西の山々に沈みかけていたこの星座を狙いました。 【沈むさそり座】 キヤノンEF+FD50mm F1.4,コダカラーVR400(ASA/ISO400), 絞りF2.8,露…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第29弾です。 1986年の初頭にようやくクルマの運転免許を取得。3月中旬に友人のクルマ1台を4人交代で運転して南伊豆方面までハレー彗星の観測に出掛けましたが、天候がよろしくなくて、ほんの僅かな時間に双眼鏡を使…
少し間が空きましたが、昭和61年3月25日発行の『号外PHOTOハレー彗星』についての最終編です。 日本国内におけるハレー彗星関連の話題についての記事がいくつか掲載されているのですが、その中で奈良県にあるモニュメントの話が出てきます。 大正末期から平…
昭和61年3月25日発行の『号外PHOTOハレー彗星』についての続編です。 タイトルに“PHOTO”が入っていますが写真集という感じではなく、ハレー彗星に関する様々な話題が散りばめられた仕立てになっていました。その中でこの彗星の周期性に初めて気付いたエドモ…
先般の記事のとおり、個人的に彗星という天体を初めて撮ったのはハレー彗星なのでした。しかしながら、ちょうど学生最後の年度末で就職前後の頃だったこともあって何かと忙しく、撮影に臨めたのは最盛期より5か月ほど前だけとなってしまったのが悔やまれます…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第28弾です。 1985年の秋に、あの有名なハレー彗星がいよいよ近づいてきてアマチュアでも観測可能な状況になりました。自分も多忙な状況でしたけど週末に何とか時間を作って撮影に挑戦。得られた代表的画像がこちら。…
実に12年半も間が空いてしまいましたが、天文雑誌の古~いバックナンバーについての話の続編です。自分のような古くからの天文ファンにはよく知られている雑誌『月刊 天文ガイド』が創刊から60年を迎えたそうです。個人的に1976年の途中から2022年1月号まで…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第27弾です。1984年はそれなりの☆撮り成果がありましたが、翌1985年は撮影自体から少し離れることになりました。就職活動と卒研・卒論作成などで忙しかったためです。それでも秋が深まる時期に国内で割と好条件の皆既…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第26弾です。 富士山五合目への初遠征で得られた写真の続編になります。"サンヨン"(300mm F4)レンズで撮った星雲星団の写真にはこんなのもありました。 【M6・M7付近】 キヤノンEF+NewFD300mm F4,フジカラーHR1…
五島プラネタリウムのリーフレット(個人所有分)を23回に渡って紹介しました。その閉館は2001年3月でしたが、東急文化会館自体の解体開始直前の2003年6月まで投影ドームは残っていて、カールツァイス社製プラネタリウム投影機が撤去された場所に最後は大平技…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第25弾です。富士山五合目への初遠征で得られた写真の続きになります。実はこの日、少し前に入手した新機材を持参していました。300mm F4のいわゆる"サンヨン"と呼ばれる単焦点望遠レンズで、星雲星団をなるべく大き…
シリーズで紹介している五島プラネタリウムのリーフレットの第23弾は2000年6月配布のものです。 当月のメインの話題は「20世紀最後の肉眼彗星!? ーリニア彗星地球に接近ー」。表紙の画像は1997年に明るく観測され、20世紀屈指の大彗星として話題になったヘー…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第24弾です。 前年の夏と冬の☆撮り遠征に味を占め、月・惑星以外の天体写真はやはり空の暗い所で撮らないとダメだなぁーっていう観念が定着します。で、次回の夏の遠征先をどこにするか仲間内で検討し、富士山五合目…
シリーズで紹介している五島プラネタリウムのリーフレットの第22弾は2000年5月配布のものです。 当月のメインの話題は「活動最盛期に向かう太陽」で、表紙の画像はNASA・ESAの太陽観測機SOHOが捉えた巨大プロミネンスの画像が採用されてました。ループ状のイ…
シリーズで紹介している五島プラネタリウムのリーフレットの第21弾は1994年7月配布のものです。 当月のメインの話題は「人類宇宙への第一歩 ー 月着陸25周年 ー」で、1969年夏にアポロ11号の月着陸船「イーグル号」に乗り込んだ宇宙飛行士が、人類史上初めて…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第23弾です。 1983年末に福島県いわき市まで遠征して撮った天体写真の続きです。標準レンズで星座を次々と撮影していった中で、この星座も狙ってました。 【おおいぬ座】 キヤノンEF+FD50mmF1.4 S.S.C.(Ⅱ),サクラカ…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第22弾です。 1983年の夏、八ヶ岳山麓へ遠征して綺麗な天体写真が撮れたので、仲間内ではまたどこか空の暗い場所へ行こうぜ!という話になり、年末に再び遠征する計画を立てました。行き先としては北関東から東北南部…
シリーズで紹介している五島プラネタリウムのリーフレットの第20弾は1994年6月配布のものです。前回紹介したのが1980年8月配布分でしたので、十数年間もご無沙汰だったことになります。 表紙には絹さやみたいな格好の天体と木星のコラージュ写真が掲げられて…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第21弾です。 野辺山高原への初遠征で得られた写真のシリーズもこれが最後です。流星狙いで4コマ撮ったところで東の空が明るくなるとともに、冬の星座であるオリオン座が昇ってきていたので、三脚固定のまま短時間露…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第20弾です。 野辺山高原への初遠征で得られた写真の続きはまだあります。遠征日はペルセウス座流星群の極大日でしたので、それなりに多くの流れ星が飛んでました。で、赤道儀架台に載せて撮った画像に1つだけ流星が…
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第19弾です。 野辺山高原への初遠征で得られた写真の続きになります。実は赤道儀架台にマッチプレートというアイテムを取付けて、自分のカメラとともに友人のカメラの2台を並列搭載してました。そちらには望遠レンズ…