先日(6/13夜~6/14未明)の中越方面への☆撮り遠征で、スマート望遠鏡を使って得られた最後の成果です。
夏に狙おうと思っていたもう1つの天体を撮影。

【白鳥星雲 M17】
DWARF mini EQ(赤道儀)モード,天文フィルター使用,
Gain60,総露出時間30分(30秒×60スタック),
天文スタジオにて自動処理,
ステライメージ10,Photoshop2025にてレタッチ,
新潟県魚沼市にて(ボートルスケール3.3)
いて座北部にある明るい散光星雲です。特徴のある形態から〝オメガ(Ω)星雲〟や〝白鳥星雲〟といった複数のニックネームが付いていますが、望遠鏡による眼視観望では倒立像になるせいもあり、口径数cmクラスの小型望遠鏡では湖に浮かぶ白鳥の姿が真っ先にイメージできます。口径が30cm以上の大きい望遠鏡を使うと馬蹄形に見えるらしく、ギリシャ文字の"Ω"の形が少し分かりやすくなるということです。今回の撮影結果を見ると、夜空の暗い好条件下で撮ったせいか淡い部分まで明るく描出され、白鳥や"Ω"の形状はちょっと分かり難い感じがします。ちなみに翌日(6/15)の夜に自宅付近がよく晴れていたのでベランダでも撮影してみた結果がこちら。

撮影条件は最初の画像と全く同じですが、光害の影響により背景が明るくなった分だけ機器の内部処理に違いが生じたのか、淡い部分の輝度が抑えられて逆さまになっている白鳥の姿が分かりやすくなった気がします。自分には宇宙戦艦ヤマトが敵からの攻撃に対し防禦するためのアステロイドリングを展開したシーンのように見えてしまいます。それにしてもボートルスケール8.1の悪条件下で星雲がこれほどしっかり写るとは吃驚でした。