Starlight Terrace

【注目の天文現象】 5/20宵 木星と月が接近

Sh2-274

【Sh2-274】
赤経:07h29m06s 赤緯:+13゚15' 43"
星座:ふたご座
視直径:8'
他カタログNo.:Abell 21,PK 205+14.1
ニックネーム:メデューサ星雲(Medusa nebula)
南中日時(@東京):11月24日03時,1月9日00時,2月23日21時 ※目安です。


[撮影日時/撮影地]
2024/03/13 20:28 / 静岡県西伊豆町
[撮影機材]
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,StarScapeフィルター使用,
1.6倍クロップ,タカハシEM-200Temma2M赤道儀
ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
[撮影条件]
ISO1600,露出5分×15コマ
[画像処理]
Digital Photo Professionalにて現像,
ステライメージ8,Photoshop2024にて処理,
トリミングあり
 
[メモ]
ふたご座の南部、こいぬ座との境界近くにある小さな惑星状星雲です。半月形に広がっていて写真では複数の赤い弧状フィラメントと共に緑掛かった部分も見られ、超新星残骸のような姿にも見えます。この星雲はギリシャ神話に出てくる女怪物の名前を取って「メデューサ星雲」と呼ばれていますが、これは星雲に見られるフィラメント構造を蛇でできたメデューサの頭髪に見立てたことによるようです。小口径望遠鏡で眼視確認するのは無理ですが、口径40~50cmクラスの大きめの望遠鏡に電離酸素の発する輝線に合わせたOⅢフィルターを使用して覗くと、人の耳のような姿に見えるらしいです。写真撮影ではそこそこ明るく捉えられるものの視直径が小さいので、詳細な内部構造を描出するには長焦点の光学系が必要です。超新星残骸のように緑と赤の成分が混在した感じの星雲なので、電離酸素が発する緑色のOⅢ光と、電離水素が発する赤色のHα光の両方を限定的に透過するデュアルバンドパスフィルターを併用した方がより良好なコントラストで写せると思われます。
 
[星図]


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成