今月後半は19,20,27日と八ヶ岳方面まで☆撮り遠征してきましたが、新月近くの27日は好天の予想に反し曇られてしまい、結局撮影できず。釣果は月明りの影響もあって2晩で3ショットだけでした。
で、最初のターゲットはコレ↓
【M108&M97】
総露出時間60分(6分×10コマ加算合成),
トリミングあり,八ヶ岳高原にて19日夜撮影
右上の細長いのがM108銀河で、拡大画像はこちら↓
左下の丸いのが惑星状星雲M97(通称ふくろう星雲)で、拡大画像はこちら↓
この2天体については7年ほど前にも『「かつお節」と「ふくろう」』のタイトルで撮影画像を記事にしてますが、その時と使用カメラが異なるせいか、特にM97の色調が違ってます。また、以前より感度を2倍にしたので、写りは少し良くなってるかも?
2対象目はこの銀河↓
【M109】
総露出時間50分(5分×10コマ加算合成),
トリミングあり,富士見高原にて20日夜撮影
この天体も8年前に紹介しており、その時よりも拡大率が上がるようにトリミングしてみました。色彩が乏しくなってしまったのが残念。
最後はこの彗星↓
【ジョンソン彗星(C/2015 V2)】
総露出時間80分(5分×16コマ,彗星の動きに合わせて加算合成),
トリミングあり,富士見高原にて20日夜撮影
GW中の4/29に撮影してから3週間後の姿になります。大きく写るようになってきました。太陽最接近は来月の12日で、いよいよ最盛期に突入します。
なお、共通撮影データは次のとおり。
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,
ISO1600,F2.8,中型赤道儀使用